ダイヤモンド買取
まつや質店は、ダイヤモンドの買取を行っております。
ダイヤモンドは、一般的にはラウンドブリリアンカットを中心に0.2ct以上で買取価格を提示させていただいております。
多くの場合、指輪、ペンダント等の宝飾製品としてお持ちいただいております。
ダイヤモンドは、金・プラチナ製品と違って天然の石で1つ1つ異なり2つとして同じものはありません。
一般的にダイヤモンドの評価をする4Cの色(COLOR)をG、透明度(CLARITY)をVS1、カット(CUT)をGoodとした場合の各カラット(CARAT)の相場表を作成しました。この相場表は買取価格の概算を表しているもので100%保障するものではありません。
ダイヤモンド買取相場表(税込み) G-VS1-Good 平成26年8月29日現在
( 中央宝石研究所発行のソーティング或いはグレーティングレポートがある場合 )
カラット(CARAT) | 概算1ct当り買取価格 | 概算買取価格 |
0.2ct. | 80,000円 | 16,000円 |
0.3ct. | 120,000円 | 36,000円 |
0.4ct. | 140,000円 | 56,000円 |
0.5ct. | 190,000円 | 95,000円 |
0.8ct. | 200,000円 | 160,000円 |
1.0ct. | 400,000円 | 400,000円 |
計算式 | 1ct.当りの買取価格 × カラット数 = 買取価格(円) |
ダイヤモンドの4C評価について
ダイヤモンドの価値はクラリティ(Clarity)、カラー(Color)、カット(Cut)、カラット(Carat)の4つの要素で決定される。この4要素の頭文字をとって4Cという。
一般的に、カラットが増すほど高価になりますが、ダイヤモンドの価値はカラットだけで決定されるわけではありません。カット、クラリティ、カラット、カラー、これらのCが総合して優れていることが、ダイヤモンドの美しさを決定するのです。
1.カラット(CARAT)
宝石の重さの単位。1カラットは0.200グラムで普通は ct. で表示される。
通常のラウンドブリリアンカットであれば1ct.で直径が6.5mmです。
カラットが大きくなるに従い希少価値も大きくなり、価格もさらに高くなっていきます。
2.カット(CUT)
ダイヤモンドの4C評価の1つであるカットの評価は、プロポーションとフィニッシュによっ
て総合評価される。フィニッシュはダイヤモンドのシンメトリー(ダイヤモンドの形状、ファ
セットの対称的な配置と場所の正確さ)とポリッシュ(研磨済みダイヤモンド表面状態あ
るいは研磨後に生まれたブレミッシュ)の項目から成り、それぞれの項目についても評
価される。
プロポーションはダイヤモンドの深さ、ガードルの厚さ、テーブル径、ファセットの角度な
どの要素を含む。プロポーションの優劣は、ダイヤモンドの美しさに大きく影響する。
評価はEXCELLENTからPOORまでの5段階です。
上記の評価のほかに、ハート&キューピッド(H&C)とはプロポーションとシンメトリー
が優れているダイヤモンドをテーブル側から見ると8つのアローマークが、パビリオン
部分から見ると8つのハートマーク見えます。また、カット評価が、総合評価に加えて
シンメトリーとポリッシュについてもエクセレントと評価されるものについては、トリプル・
エクセレント(3EX)と称して差別化して、価値を上げています。
3.カラー(COLAR)
無色透明に近いほどダイヤモンドの希少価値は高くなります。
Colorの等級は、無色透明の[D]を最高とし、黄色みを帯びるに従って[Z]まで、全23
段階に分けられます。
通常ダイヤモンドは極く僅かな緑がかった黄色をしており、カラー・グレードはこの微妙
な色あいの比較で、マスター・ストーンを用いて行う。
4.透明度、クラリティ(CLARITY)
天然の宝石であるダイヤモンドには、内包物やキズが存在していて、肉眼ではなかな
か確認できませんが、専門家が適正な光源のもとで10倍のルーペで調べて決定しま
す。光の通過を邪魔する内包物やキズが全く認められないものを最高の[FL]クラスと
し、以下、内包物の数により11段階に分かれ、種類、数、場所等を確認しそれによって
評価が決まります。
5.その他
蛍光性
ダイヤモンドは、一般的に紫外線を当てると、様々な強さの蛍光を発するものがありま
す。
ダイヤモンドの市場では、蛍光性の強さが大きくなるにつれ、評価が下がります。
蛍光のため、テリ、輝きが弱かったり、白っぽく見える場合もあります。
マイナス要因の減点率表
状態説明 | 1ct.未満 | 1ct.以上 |
蛍光性FAINTと青み | -5% | -5% |
蛍光性MB | -5%~-10% | -10%~-20% |
蛍光性SB | -10%~-20% | -20%~-40% |
蛍光性VSB | -20%~-30% | -40%以上 |
レーザードリルホール | -40%~-50% | -40%~-50% |
黒色カーボン | -5%~-20% | -5%~-20% |
表面のキズ | -5%~-20% | -5%~-20% |
キュレットの欠け | -5%~-20% | -5%~-20% |
ブラウン感 | -5%~-30% | -5%~-30% |
テリのないもの | -30% | -30% |
ソーティング・グレーティングレポート 鑑定機関
国内の鑑定機関のほとんどが米国宝石学会(GIA)基準に基づく表記を採用しています。
日本では宝石鑑別団体協議会(AGL)に加盟する鑑定機関では、共通のマスターストーンを使用し、カラーグレイドの評価の統一性を図ったり、鑑定機関による評価の違いをなくす努力をおこなっていますが、実際にはバラツキがあるのが現状です。
鑑定機関としては、GIA、AGT、中央宝石研究所のトップ鑑定機関、3機関以外のAGL加盟鑑定機関(DGL、GTC、GGC、日宝協、日米など)などがあります。